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レーザ加工機は、レーザ切断加工を行う加工機です。レーザ発振器から反射鏡を用いて伝送されてきたレーザビームを集光レンズで補足絞って切断材料に照射することにより、局部的に溶融させ、レーザと同軸に配置したノズルからアシストガス（補助ガス）を噴きつけ、溶融物を噴き飛ばすことにより、狭い溝幅の高精度な切断を行っています。アシストガスの種類を変更することにより切断面の仕上がりを変えることができます。

薄板(0.5mm)から厚板(19mm)まで加工が可能です。

レーザ加工機には、炭酸ガスレーザ加工機、ファイバーレーザ加工機などがありますが、弊社の機械は炭酸ガスレーザー加工機になります。

アーク溶接とは、空気中の放電現象を利用して、同じ金属同士をつなぎ合わせる溶接方法です。母材と呼ばれる溶接対象と電極を接触させて通電させたあと、双方を引き離すと母材と電極の間にアークが発生します。発生したアークの温度は5000℃から20000℃程度あり、これを熱源とした光熱で、母材と溶加材、あるいは溶接棒を溶融させて一体化する接合法です。

スポット溶接は、2枚の母材を電極棒で加圧しつつ電流を流し、その接触面に発生する抵抗熱により母材内部で金属が溶融凝固を起こして溶接されます。抵抗スポット溶接は溶接部の温度がアーク溶接とくらべて低く、その熱の影響が接合部付近に限られて来るため、溶接後の変形や残留応力が少なく、加圧の効果により溶着部の組織が良好などの長所があります。

溶接は作業者の技術によって仕上がりが大きく左右されるため、熟練の技術が求められます。

ベンダー加工とは、ベンダー（曲げ加工機）を用い、ワークを方に合わせて特定の形状・角度に変形させる加工のことです。対象となるワークには板材と管材があり、板材の曲げ加工機はプレスブレーキと呼び、管材の曲げ加工機はパイプベンダーと呼称します。

ベンダー加工のメリットは複雑な曲げ加工や大量生産が可能であることです。また、金型は汎用性があるため、違う素材、違う形状への加工でも利用が可能です。

弊社ではプレスブレーキ、パイプベンダーを両方とも所持しています。